2016-01-01から1年間の記事一覧
※容姿に強いコンプレックスのある女性や、GIDの方は傷がえぐられるおそれがあるので注意してください。 日本では昔から、美しい女性を花に例えて表現することが多いです。 「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉に代表されるように、美し…
最近では、連日パラリンピックが話題となっていますが、そのパラリンピックを見ていて「やはり身体障害とそれ以外の精神障害とかとは反応が全然違う」、「身体障害については差別がかなり減ってきたけど、それ以外は…」ということを実感したので、その話をし…
法科大学院については様々な批判が浴びせられており、韓国からも「日本の法科大学院制度は失敗」と言われて反面教師にされるという惨状となっています。 その中でも、特に私が法科大学院に入って「これはおかしくないか」と思った部分について少しばかり語り…
日本ではまだまだ先のことと思って盛大な議論にはなっていませんが、スイスなどでは人工知能により雇用の大半がなくなってしまう事態に備えてベーシックインカムを導入するべきではないかという議論が行われています。 人工知能の進歩により本格的に雇用が急…
タイトルだけ見ると、「この人今年も司法試験落ちて、遂に頭がおかしくなったか」と思われそうですが、ちょっとセンスが神っているだけで私はまだ正常なのでご安心ください。 それはさておき、本題である「関西人やブロガーの価値観や考え方を取り入れると、…
現在では努力しても報われないことが多いと考える人が増えていますし、実際に社会を見るとその通りになっているところが多いです。 そのため、若い人を中心に、コスパが高くリスクが低い選択肢が好まれる傾向がより強くなっていますが、個人的には「(基本的…
試験や試合などの大事な出来事の前になるとどうしても人は緊張するものですが、中には眠れなくなったり、おなかを壊したり、冷汗が止まらなくなったり、食べ物がのどを通らなかったりするほど緊張しすぎる人もいます。 私も幾多もの試験や試合をこなしていま…
後輩の接し方や指導方法で悩んでいる方は、世の中にいっぱいいると思います。 基本的に、物分かりが良く「できる」部下・後輩については、接し方や指導で困ることは少ないでしょう。しかしあまりにも部下・後輩ができすぎているとそれはそれで戸惑う人も少な…
昨日、現在の日本で最高クラスにリスクの高い試験である司法試験の合格発表が行われました。 合格者数は遂に旧司法試験の末期である平成16年、17年と大差ない1500人台まで減少し、旧司時代と比べてもリスクが高いままであることが浮き彫りになりました。 合…
世の中では、どうしても大成功した人ばかりが注目されますし、若くして成功をつかんだ人がちやほやされる傾向が強いです。 例えば、野球で言えば若くして球界のスター選手となった日本ハムの大谷選手やヤクルトの山田選手のような人ばかりが賞賛されるもので…
世の中には「司法試験は暗記じゃない」、「数学は暗記じゃない」的な話がたまに聞かれますし、「暗記は大事でない。理解こそが大事なんだ!」と言うことを語る人は珍しくありません。 しかし、この手の「○○は暗記じゃない」という話は信ぴょう性が怪しい場合…
現在の日本では、エリート会社員や優秀な学者、富裕層などを除くと日本を抜け出して海外に定住したり、外国で子どもを生活させたりする人はなかなかいません。 しかし、近い将来、そういう人たちだけでなくもうちょっと普通の人が外国への移住を計画し、子ど…
「無事之名馬」という言葉が競馬界にはありますが、この考えはとんでもなく重要ですし、スポーツとかに限らずもっと意識されるべきだとよく思うので、今回はその話をしたいと思います。 ○無事之名馬とは? 文字だけ見ると漢文の話なのかと思いますが、菊池寛…
「ガチれば東大?まず無理やで。小学校中学校でのしっかりとした下積みがあった上で、高校でしっかり努力し続けたらチャンスがある」みたいな夢のない話ばかりする私ですが、今回は自分語りをしつつ、「偏差値60からの上積みは特にキツイぞ!」という話をし…
世の中には中学校のころが一番楽しかったという人がいるようですが、私にとって中学時代は思い出したくもない消したい過去であり、ほとんどなかったものとして取り扱っています。あまりに多くの失敗をしてきた私の中でも、中学受験をしなかったことこそが人…
少し前に7回読み勉強法というのが世間で話題になりましたが、「7回読むだけではその段階までまずいけない。著者の頭が良さすぎるだけだろう」、「教科書読むのも大事だけど、とにかく問題演習をするほうが大事」、「そもそも7回も読めねえよ」など批判も結構…
世の中には何かに成功した者がいれば、当然その陰で失敗した者もいます。 しかし、世間で話題になるのは上手くいった人のことばかりであり、上手くいかなかったというような人は話題になりません。 甲子園で負ければ話題になりますが、それは彼らが県で優勝…
世の中には、「MARCHは2週間で受かる」、「早慶も3か月あれば余裕よ」みたいな妄言を吐く人がたまにいます。 それに、そこまで極端ではなくても「ガチれば東大も司法試験も余裕。環境も才能も不要」、「塾なんか行かなくても東大に行った人はいるし、塾なん…
新司法試験が始まって10年が経ちますが、法科大学院ブームも今や昔。10年で状況はすさまじいまでに一変しました。 私は、前から業務内容や独立性、収入の点で弁護士に興味を持っていたこと、「新司法試験では合格者を3000人まで増やす」という謳い文句があっ…
今年度の司法試験の結果発表までいよいよ残り2週間ほどとなりました。 いくら弁護士の平均年収がガタ落ちしているとはいえ、合格すれば人生が何とかなる可能性は高いわけですが、司法試験ほどの難易度ともなると当然不合格になること・落ち続けることも覚悟…
他国に比べ日本が経済的にかなり豊かだった時代は終わり、少なくない先進国に追いつき追い抜かれ、発展途上国との差も縮まってきている現在では言われることがだいぶ減りましたが、「恵まれた日本人はハングリー精神がないから」云々と言われることがたまに…
世界の多くの国と違い日本はGDPが20年前と比べて全然伸びておらず、他国との経済的に豊かさの差異がかなり縮まったので、以前ほどは言われなくなりましたが、今でも「アフリカの子ども達に比べれば日本人は贅沢(だから文句言うな)」といった趣旨の発言をす…
なんだかんだで盛り上がったリオ五輪もうすぐ終わりとなり、いよいよ夏も終わりの気配が見え始めてきた今日この頃。 その五輪ですが、陸上を見ていると自己べストを年単位で更新できていない選手が数多く見られます。 才能と努力のレベルこそ違いますが、五…
無法地帯と聞くと、紛争の続いている国や、治安の悪い発展途上国、イスラム国が支配する地域などを連想する人が多いと思う。 しかし、そう簡単に命や財産を奪われないだけで、今の日本にも無法地帯的な場所がないだろうか。 そしてなぜかそのことがあまり問…
女子団体が銅メダルを獲得し、男子団体も決勝進出、そして水谷選手が個人銅メダルに輝き躍進の著しい日本の卓球界ですが、躍進の中心人物である水谷選手の発言が少し話題になりました。 テレビ局によっては自主規制に引っかかるため発言の一部をカットしたと…
「努力できるのも才能」と言うと、すぐ「努力できる才能なんて無い。努力は誰でもできる」、「そんなのはただの言い訳だ」、「方法論や環境の問題であって才能なんてない」などと反論してくる人がいます。 しかし、私のように「努力できるかについて個々人の…
関東に住んでいる人を中心に意外に思われる人も多いかもしれませんが、東大京大への進学率が最も高い都道府県は奈良県です。 しかも、教育熱が特に熱い東京都含め他を圧倒しています。 biz-journal.jp 関西に住んでいる方以外だと、「何故奈良が1位?」、「…
各大学の前期も終了し、いよいよオープンキャンパスが本格的に増えてくる時期が始まりました。 とはいえ、全国には「高校は行け行け言うけど、こんな暑い中面倒くさいしどうしよう」、「遠いしお金がかかるけどやっぱり見に行った方がいいのかな?」などと考…
以前から天皇陛下は生前退位の意向を示唆していましたが、昨日遂に「お気持ち」を表明し、本格的に生前退位の議論が白熱化してきました。 www3.nhk.or.jp ようやく今頃になって皇室典範の改正の動きが見られてきたわけですが、とにかく急いで制度を整えるべ…
ネットを見ていると、「心神喪失で無罪になるのはおかしい」、「心神喪失を定めた規定なんて廃止すべき」という意見を目にすることが珍しくない。※1 確かに、人を何人も殺したとしても何の罪も問われないというのは、被害者の感情として許されないところがあ…